冬の寒さを感じられる日が増えてきました。なのはな組では、コンソメスープ作りに取り組みました。

　「はやくつくりたいな！」「すみれさんもたべるかな？」と作ることを楽しみにしている子どもたちの声。様々な野菜に触れ、クラスのみんなで作る喜びを感じることができました。

　”はんぶんにできる！”と、しめじを半分にさけることに気が付いたこどもたち。そーっとそーっとさいていき、割けた時には「できた！」と大喜び。指先をつかって優しく野菜に触れる姿がありました。

　白菜をちぎると「みずでてきた！」と大発見！自分の手で触れることで気付きがたくさんあり、思いを言葉にして伝えています。

また近くの友だちと野菜を見せ合いながら、一緒に発見を喜ぶ瞬間も。

　ちぎった野菜はひとつの番重に。すみれ組さんにも食べてもらいたいという思いから、「これまだでかいな」「こんくらいでいいか！」と、もう一度野菜の大きさを確認。小さい子にも思いを寄せていましたよ。

　人参や大根は型抜きしました。ぐっと力をいれて、型が抜けると「みて～！」と見せ合いっこが始まりましたよ。

　みんなの具材を集めて最後は煮込みます。湯気が上がると「うわ～～～！」と大喝采。

完成したスープを一口食べると「かたぬきしたやつはいってた！」「○○がしたやつやで！」と伝える姿がありました。また、「みんなでつくったから」と苦手な野菜を美味しく食べる姿も見られ、みんなでつくった特別な思いがスープにはこもっていたのでした。